プランは変わってO K♪ぐらいの柔らかさをもって

さて、今年最初のブログのテーマは「柔らかさ」
このテーマは今までにも触れてきたり、
過去のブログ↓
でも、度々書かせてもらっています。
いつも大事なテーマだと感じているのですが、
とても難しく捉え方によって中々腑に落ちてこない部分もあるので、
今後も色々な角度から「柔らかさ」についてを伝えていけれたらと考えているところです照れ
それでは本題に入りますね。
これまでの人生でよく見聞きしてきたことで
「信念を持って頑張れ」
「集中しなさい」
「一つのことをやり続けるなんて素晴らしい」
「みんな仲良くクラスで心を一つに」
「みんな同じ」
等々、あるいはこんなニュアンスのことってなかったでしょうか?
学校で、家で、仕事場で
おそらくどこかの過程で見聞きしているかと思います。
親や先生や上司やらから言われ続け
脇目もふらずに
集中すれば、何かができると思うようになる。
純粋で清廉潔白なイメージを感じさせるからか、信念はいいことと思われている。
そして、信念を持って一つのことをやり続けて偉業を成したという類の話を人は好みます。
たしかに集中は何かを成すときに欠かせないこともあるし、
強い信念を持って困難なことを成し遂げるという話は感動的なものです。
ですが、
いい換えてみると
それは一つの何かにとらわれている
という状態であるのです😱
あるいは、いつか心身のとらわれを生む危険が潜んでいるということ。
人は何かにとらわれると往々にして他のものは視界に入らなくなります。
何かにとらわれるということは、
本来の心や行動のスムーズさや自由を失うことに繋がります。
集中も行き過ぎると考えもの。
例としては
仕事に熱心になりすぎて家庭をおろそかにして離婚、
勉強ばかりしすぎて遊びを知らないまま育つことで十分な人間性が育まれないこともある、
仕事以外にやることがなくて退職してから虚しい気持ちになる、
利益重視の結果、ルールを無視した違法行為に走ってしまう、
あるいは
その逆でお客さんも働く人も皆んなに平等に良くしようと気持ちを汲み取りすぎた結果、利益が出なくて倒産してしまう。
このように信念を強く持ち、
一つに集中することはそんなに良いことではないことはお分かりいただけたと思います。
じゃあ、
とらわれることなく上手に集中するにはどうしたらいいのか?
一つにとらわれず
円のように意識を広げていくこと。
点に絞られていたものを面にしていくような感覚を持つこと。
ながら感覚で、複数のものに意識を向けてみる。
あることをしながら
またあることをし、
別のことをしながら勉強をしてみたり。
そうするほうが本来は健全だったりもするし、
人としてのキャパも広がっていきやすい。
これは、欲張って何かをすることでも
足し算でどんどんやっていくということでもありません。
自然界の生き物のように
多様性をもって生きる。
多様だからこそ保たれる絶妙なバランスの食物連鎖。
生命の危機感を持ちながら背後を気にしつつ水を飲んだりして一つに集中せずに拡散しながらの行動。
一つだけを真面目にやるだけでは
やはり人としてのキャパは狭くなってくる。
「このプランがダメだったら人生もう終わり」
みたいに貫くのではなく、
「プランAだけじゃなくて、プランBもあるよ」
が余裕をもってやっていけるし、
より大きな可能性に向かってひらいていきます。
そして人生もより楽しめる。
「プランは変わってもOK」
ぐらいの柔らかさをもってやっていけると何かと楽になるもの。
人の多様性を一つの形に収斂させようとするから不自然なことになったりします。
はじめに書かせてもらった
「みんな同じ、みんな仲良く」
もそう。
一つに絞った考えだといじめや諸々の問題は永遠になくならない。
同じところもあるけど、違うところはある。
仲良くできる人もいるけど、そうじゃない人もいる。
だけどそれは当たり前のことだし、
だからといって違うから二手に分かれて分裂しなさいということでもない。
お互いが並存しながら、
交わるところでは交わっていく。
多様で柔らかく自由でありつつ、
地に足をつけて土台はしっかりしておくこと
ですねウインク
本当に大事照れ
↓写真は赤を軸にしたコーディネートの一覧
好きなファッションに今日のテーマを添えて。
服の選び方や着まわし方にも通じるところがあるのでルンルン